ごあいさつ

 

 この度、令和5年度新津商工会議所青年部会長を拝命いたしました齋藤洋一と申します。
昨年度は新津商工会議所青年部(以下略称 新津YEG)創立30周年の節目となる記念すべき年度となりました。会員の皆様方、賛助会及び諸先輩方の多大なお力添えとご尽力によって、記念式典を盛大に催すことができました。 
 今年度は新津YEG次の10年への助走・飛躍の1年と考え、様々な取り組みを進めていきたいと存じますので、皆様方のご指導ご協力の程、よろしくお願いいたします。

WHO DARES WINS「あえて挑む者が勝利する」

 イギリス陸軍特殊空挺部隊のモットーで、これを令和5年度の新津YEGのモットーとして採用させていただきました。訳文には幾つか諸説あります。
         
「危険を冒す者が勝利を掴む」「勇敢なる者が勝つ」

 など勇猛な印象を受けますが、争いの本質は状況の区別なく存在し、我々企業経営者も混迷を極める世界情勢と経済的な混沌の中であっても、怯まずあらゆるものに挑み、選択し、掴み取っていかねばなりません。このモットーは自分自身もそうありたいという願いと、挑み進んできた皆様への尊敬、敬意を込めて決定させていただきました。

 近年コロナウイルスの猛威や露ウクライナ紛争による世界経済の混乱、さらに中国の海洋進出
による領海侵犯など、我々日本人は自分たちの立場、生き方を半ば強制的に見つめ直さざるを得ない機会を与えられました。そこで示されたものは、商活動や日常生活の大部分は世界と繋がっており、新津YEGとして「地域社会の健全な発展」「住みよい郷土づくり」を標榜するということ、「まちづくり」を行うということは、人々と繋がり日本を通して広がり、世界にもリンクする可能性なのだと、前向きに考えることもできます。

 時代の変革期、戦後の戦争が起こる中、我々は日本として、日本人として改めて選択を迫られています。そのような状況の中で、挑む姿勢を持ち続け、青年経済人として、どのように歩を進めるべきかを考え、地域社会にとって最良の選択を行えるよう、正しい選択の積み重ねで我々が住む秋葉区、ひいては日本が住みよい郷土となるよう、1年間新津YEGの運営を執行部と共に預からせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和5年度会長 齋藤 洋一