令和6年度会長 上田 安克
会 長 所 信
スローガン 「ともに ~過去を学び、現在を生き、未来を創る~」
この度、新津商工会所青年部令和6年度会長の職をお預かりすることになりました上田安克と申します。今までの青年部活動を振り返ると、多くの先輩方のご指導や、どんな時も寄り添い支えてくれた仲間達、そして会社のメンバーや家族の青年部活動に対する理解と協力があったからこそ現在の自分があります。皆様と過ごさせていただいた日々は、私の今を形成する上で大きな礎となっております。新津商工会議所青年部第32代会長という大役を任せていただき、私に関わる皆様に心より感謝申し上げます。
さて、令和2年に国内で確認された新型コロナウイルス感染症により、我々は生活様式を大きく変えることになりました。これまでに当たり前であった事業や活動は制限され、当初は中止や規模の縮小に追い込まれ、運営方法に悩まされることも多くありました。その中で様々模索をし、活動を継続して参りました。令和6年度は年度当初から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したはじめての年となります。制限がある活動で得た経験も踏まえ、商工会議所青年部活動に邁進します。
私ども商工会議所青年部の責務は、自企業の成長を通し経済活動で得たものから青年部活動を通じて地域に還元することが必要と考えます。地域が発展することにより、新たな事業や雇用が生まれ、豊かな郷土作りの一助となります。将来の新津を支える子供たちが、住みたい街、働きたい街、故郷として誇れる街を創ることが私どもの使命と捉え、我々の行動が地域好転の兆しをもたらします。そのためにもこれからの青年部活動は特定の会員だけの努力で成り立つ形ではなく、会員が同じベクトルを向くことにより、一層の情熱を持って会の運営に携わる必要があります。「今までの伝統」と「現代の科学技術」を融合させ、合理化を図り組織の最適化を行い、会員誰もが無理なく青年部活動に参加できる環境を整えることが大切です。
また、商工会議所青年部には新潟県連、北陸信越ブロック、日本商工会議所青年部の組織があります。そして、苦難の時こそ、青年部で培った人脈を活かし、自企業が存続できる仲間作りを構築できればと思います。
本年度のスローガンは「ともに ~過去を学び、現在を生き、未来を創る~」と定めます。
今まで築きあげてきた先人、沢山の気付きを与えてくれた先輩がいたことで成長させていただきました。先人、先輩の繋いできた想いを共にする。地域があってこそ我々が存在します。地域と共にする。近くに仲間達がいるから組織ができる。仲間と共にする。そして全国にいる同じ志を持った商工会議所青年部会員を友にもつ。そのような想いで今回のスローガンとさせていただきました。ともに青年部活動を盛り上げましょう。
令和6年度会長 上田 安克